特殊建築物等定期調査・建築設備定期検査の北工房 | 特殊建築物の定期調査奮闘Blog in 北海道 成田翔の汗かき定期報告

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特定建築物の定期報告状況の公表はどうなった?

点検報告の有無を公表へ…おさらい。

1年ほど前になりますが、札幌市ホームページ及び市役所窓口にて、2017年度の定期報告が必要な特定建築物から

《1》建物の名称《2》用途《3》所在地《4》報告の有無

こちらの4点について公表する、と発表がありました。

 

その時書いた記事…特殊建築物の定期報告状況が公表されます(札幌市)

 

そろそろ2018年度の定期報告がスタートし、特定建築物オーナーの方へはもうすぐ通知が来るかと思います。

そこで、公表の話はどうなったんだろうとふと疑問に思い、問い合わせてみました。

 

 

札幌市担当者からの回答

札幌市からの回答は、

 

現在2017年度の対象についてまとめているところです。
ゴールデンウィーク明け(5月中旬)には公表する予定です。

との事でした。

 

 

定期報告の有無公表によって

今回新たに公表制度がスタートします。

しかし定期報告の有無が公表となっても、未報告が問題視されず以前と特に変化がなければ意味がありません。

 

ぜひTVや新聞などのメディアには多く取り上げていただき、「対象となる特定建築物は、専門家による適切な検査を受け、きちんと報告することが常識」と世の中全体で呼び掛けていけるようになったら良いなと思っています。

今回の公表が、未報告が減る大きなきっかけとなると信じています。

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北工房だから可能な定期報告

 

北工房は建築設計事務所です。

住宅から、自動車ショールームや保育園まで、さまざまな建物を設計してきました。

また近年では特定建築物の定期報告のほか、ホームインスペクション(住宅診断)や、札幌市の木造住宅耐震診断員など、「建物調査」を通して、安心・安全な暮らしづくりのお手伝いをしています。

今流行りのおしゃれな家具や雑貨が飾られるモデルハウスなどは、残念ながらご用意していません。

 

しかし、この30余年の設計やトラブル相談、建物調査の経験を活かし、「外壁の劣化→有or無」だけの報告だけでなく、その原因や、その後の修繕のアドバイスまでお伝えすることが出来ます。

自社の設計した建物の安全性だけではなく、外壁タイルや看板の落下で通行人がケガをした、火災時に通路に物が散乱していて避難出来なかった、など適正な検査・メンテナンスを怠ったがために起こる建物による事故を、できるだけ減らしていきたいと思っています。

 

 

4月5月になると次年度の報告期間が始まるので少々バタバタいたします…。
もしご相談などございましたら、ぜひぜひお早めにご連絡ください(笑)

広報の成田でした。