幸せになるための家づくり

北工房HOME > 幸せになるための家づくり > よくある質問と答え

幸せになるための家づくり

よくある質問と答え

業務地域を教えてください。札幌から遠いのですが大丈夫ですか?

原則的には北海道内であれば、どのような地域にもお伺いいたします。
北工房が今まで設計・監理・調査などで関わった建物は、稚内・利尻から根室、函館まで全道各地にあります。遠距離であっても打ち合わせは、電話・FAX・メールなどで対応できます。
しかし、現場監理に関しては現場を「目で見て」確認する必要がありますので、実情に合せて業務報酬以外に交通費(距離による)と宿泊費実費をお願いする場合もあります。
また遠隔地の場合、作業スケジュールを長めに調整する必要があることをご理解ください。

北工房の家づくりやデザインに関する考え方は?

「お客様が幸せになるための家づくり」-これが北工房唯一のポリシーであり、最終目標です。
お客様の家づくりやデザインに関するお考えは、まず全て受け入れる。その上で、我々がプロとしてアドバイス出来ることはすべて提供いたします。
しかし、どんなに素晴らしいデザインであっても、万が一の震災などで全ての資産を失っては、到底「幸せ」とは言えません。北工房は構造の安全性、品質のトレーサビリティに最大の留意をはらいます。その証しに、法的に要求されていない場合でも、私たちは設計するすべての建物に関して、100%構造計算を行っています。また、使われた建材についての情報を開示し、現場記録として残しておくことに務めております。

自分の要望はどこまで聞き入れてもらえますか?

建築基準法に違反する事、物理的、構造的に不可能な事はご勘弁いただきますが、お客様のご予算が許す限り、基本的にすべてのことが可能です。なんなりとお申しつけください。
お打ち合わせでは、お客様にご納得いただくまで、プランの検討と図面の訂正を行います。また、ハウスメーカーのように材料や仕上げを限定することもありません。技術的に可能なことであればすべての可能性を追求したいと考えています。

北工房の設計監理費用を教えてください。設計事務所に依頼すると、設計監理費用分だけ余計に支払うことになるのでは?

北工房の設計監理費用は、基本的に工事請負金額に対しての料率で算出されます。
細かな料率は、設計監理料率表をご覧ください。この料率表を基準に、お客様のリクエストの難度、敷地条件の難度などを勘案し、お客様と協議し、ご理解いただいた上で決定させていただきます。
また、様々な申請に係る書類作成事務経費、及び申請料などは別途料金としてお願いしています。詳しくは家づくりにかかる費用をご覧ください。

設計監理に要する「作業量」は、家の大小に関わらず、ほぼ同じです。
小さな家だからといって、設計が簡単に終わるわけではありません。どのような家でも同じような密度の設計作業を行います。結果として、どちらかと言えば、工事費が少ない家の方が、料率としては大きな数字となります。

ハウスメーカーや工務店に住宅を依頼した場合でも、家を造る限り、必ず設計という作業が必要です。
作業を行えば必ずコストが発生します。ハウスメーカーや工務店が「設計料をサービスします」といった場合でも、設計に要したコストは見積書に項目として書かれていないだけであって、必ず工事費としてどこかに紛れ込んでいます。
建築設計事務所に依頼すると、プラスαとして余分な費用を支払わなければならないというのは大きな間違いです。目に見える形として堂々とお客様にご請求するか、目に見えない形でこっそりと工事金額に紛れ込ませるかの違いです。

「北工房の経験・実績・ノウハウ」と「北工房の仲間達のネットワーク」を駆使し、最も工事費がお安くなる方法をご提案いたします。

知り合いが建築関係の仕事をしています。工事を安くやってくれると言っているのですが、そちらに工事の一部分でも依頼することは可能ですか?

北工房は「工事」で利益を得ることはありません。よってどなたが工事に参加されても全く問題ありません。
1円でも総工事費が安くなるのであれば、すべての手段を講じたいと思います。ただ、時として、お知り合いの方にお願いすると、条件によってはトータルの工事費が高くなる場合もありますし、技術的・職種的にお知り合いの方が対応できない場合も多々あります。ご縁や義理を大切にされるのは理解できますし、大切な事だと思います。
まずは北工房ご相談ください。可能な限りサポートさせて頂いた上で、最終的な選択は、お客様の判断にお任せいたします。お客様が幸せになるためにはお客様の判断を全て受け入れる。それが北工房の考え方です。

過去に設計した住宅を見学させてください

工事中の現場に関しては、いつでもお申し付けください。ご案内いたします。
ただし、危険な個所もありますので、小さなお子様、ご老人につきましては、現場の状況でお断りする場合もあります。工事中の安全確保のためご理解ください。

竣工、お引渡し後の建物に関しては、当然、現在お住まいになられている方のご了解を頂かなければなりません。先方には清掃・片付けなど余計なお手間をお掛けしますし、訪問時間については、恐縮ですが先方のご都合に合せていただくこととなります。
また、他人に訪問される事を望まれない方もいらっしゃいます。そのあたりの条件が合致した場合には、ご案内が可能です。
これから家を造られる方も私たちの大事なお客様ですが、既に完成された方も同じように大事なお客様です。諸事情、ご理解のほどお願い申し上げます。

北工房の営業時間と定休日は?

業務時間は9:00〜18:00。定休日はカレンダーの日付が赤い日のみとなっていますが、お打ち合わせや現場確認などは、お客様のご都合や現場の工程に合わせて調整しています。

北工房にはどのような歴史がありますか?

北工房は、現代表取締役栃木渡の個人事務所として1985年設立。1988年に「株式会社 北工房建築設計室」として法人化いたしました。2007年4月により広くの業務に対応するため、名称を「株式会社 北工房」と改めました。20数年の歴史を持っています。

当初は官公庁の公共施設設計も行っていましたが、お客様の「幸せになるための家づくり」をお手伝いするため、現在では「100%」民間(個人・法人)の設計業務へとシフトいたしました。

住宅以外の建物では、日産自動車株式会社様はじめ大手企業と業務委託契約を締結しており、北工房の歴史をご信頼いただいた賜物と自負しております。

設計事務所とハウスメーカーの大きな違いはなんですか?

特殊な敷地(変形・狭小・傾斜)の場合、予算の厳しい時、併用住宅(病院と住宅、店舗と住宅など)、デザイン性・独創性を求めるお客様、そんなケースではハウスメーカーのPLANに不満が残る場合が多いようです。
その点、設計事務所では条件に添ったきめ細かな対応を行います。私たちは豪邸や風変わりで目立つ建物だけを設計している訳ではありません。また、「工事で利益を得る」ことが目的ではありません。
適正な設計報酬を頂戴した上で、あくまでもお客様と一緒に「幸せになるための家づくり」をする事が目的です。家づくりのプロセスも含め共に悩み楽しみ、そして感動を共感したいと思います。

私たちが設計すると細かく対応するため、ハウスメーカーに比べ、打ち合わせの回数が多くなります。それに伴い、完成までの期間が長くなるケースがあります。お客様と共に手を携え「幸せになるための家づくり」をする事が目的ですから、お互いの人間的な相性や好みも影響します。
竣工後も含め、長いお付き合いなりますので、人間関係が煩わしい方、ご自身で考える事を望まない方、手早く入居されたい方はハウスメーカーなどへ依頼された方が宜しいかと思います。

新しいお住まいについて「家づくり」とお考えの方は設計事務所、「家を買う」とお考えの方はハウスメーカーが適していると思います。

敷地探しや中古のマンション探しは手伝ってもらえますか?

全く問題ありません。
北工房の仲間達には不動産会社もあります。仲間達のネットワークを最大限に活用し、敷地探しや中古マンション探しのお手伝いをいたします。お手伝いした上で、物件が決定した場合、直接、不動産会社とお取引いただくこととしています。
北工房は設計事務所です。不動産取引に係る中間マージンなどをお客様から頂戴することはありません。
既に敷地などが決まっている場合は、必ず現場を拝見に伺います。私たちは土地の持つ様々な条件から住まいの設計を考えるからです。

北工房で設計した場合の基本的な工事坪単価は?設計事務所に依頼すると坪あたり工事単価が高くなるのでは?

北工房の場合、木造で坪50万~、鉄骨造で坪50万~、鉄筋コンクリート造で坪60万~程度がスタートになります。詳しくは、「家づくりにかかる費用」をご覧ください。

坪単価を比較する場合、条件を同じにして比較しなければ意味がありません。ハウスメーカーの営業マンが坪単価を答える場合,建物本体のみの価格で答えることが多いようです。これは敷地の条件によって価格の変わるもの(上下水道の引き込み距離、電気などの引き込み距離、杭、その他)を省いた、車で言えば「車両本体価格」です。「車両本体価格」だけを支払っても、例えば北海道の場合、冬タイヤが無ければ走ることができません。冬タイヤをつけて、冬用ワイパーとスノーマットレスも必要で、、、、と、最低限走るためにかかる費用を合算すると、坪10万以上も上乗せになることが多いようです。

私たちが坪単価をお答えする場合、車が走れるようにした場合を想定して金額をお答えしています。
このあたりに設計事務所の建物は高いと言われる原因があるようですが、私たちは、見かけの販売価格を安く言い、「家」を売れば良いという仕事ではありません。
お客様と一緒に「幸せになるための家づくり」をする。それが目的です。
必要となる費用は、最初からすべてご説明します。

設計監理料はいつお支払いすればいいのですか?

設計監理は、あくまでも双方の合意に基づく「委託契約行為」となります。契約である限り、業務完了まで、お手伝いできるのが理想ですが、残念ながら契約解除というケースも可能性としてはあり得ます。
北工房では、お客様と北工房、双方のリスクを回避するため、業務の進捗状況に合わせ分割してご請求申し上げるようにしています。詳しくは家づくりにかかる費用をご覧ください。

設計にあたって注意している点はなんですか?

繰り返しになりますが「幸せになるための家づくり」が北工房の唯一のポリシーです。
出来上がった家が「丈夫」で「格好よく」「快適」であることはもちろん重要です。さらに、「家づくり」の過程も含めてお客様に「楽しんで」いただければ本望です。
レストランではプロの調理人が作るのですから、食事がおいしいのは当たり前。しかし、お客様はお店の雰囲気ですとか、お食事の間の会話も含めて、楽しんでいらっしゃるはずです。
「家づくり」も全く同じで、出来上がった家がある基準以上であるのは当たり前。お客様が家づくりに関わることで、家族の会話が進み、感動を共有できるようになること。そのような、家づくりが目標です。
レストランは何度でも通えますが、ほとんどの方にとって家づくりは一生一度。その家づくりを楽しんでいただけるよう、北工房は努力しています。

シックハウス症候群への対応は?

私たちは、結果として「嘘」になるようなことは申し上げたくないので正直に言います。
お客様の症状などをお聞きした上で、設計者としての私たちに出来うる最大限の努力はいたします。ですが、かといって、お客様の症状が「0」になる、そのお約束ができないのが現実です。

例えば、自然素材の「木」を使っても、「木」から発散する物質に反応・発症される方さえも稀にいらっしゃるようです。また、「家」は必ず換気を行わなければなりません。当然、外気を取り入れるしか方法はないのですが、お客様が何らかの症状を発症された場合、原因物質が建物の材料にあるのか、取り入れた外気にあるのか、あるいは家具や室内にある様々な小物、衣類、洗剤・芳香剤などの化学物質にあるのか、判然としない場合があります。また、資材・材料の品質だけでなく、流通ルートが原因だったりもします。

症状が発症した場合でも、「シックハウス症候群」「化学物質過敏症」「いわゆるアレルギー」などが渾然一体と語られているのが実状です。私たちは「化学者」や「医師」ではありませんので、お客様の症状に合わせた正確な診断・処方・処置はできません。「化学者」や「医師」でも無い私たちが、「大丈夫ですよ!」と言うのは、「傲慢さゆえの間違い」であると考えます。

巷間のシックハウスに関する様々なトラブルは、この「間違い」を営業優先主義で「100%、大丈夫!」と言い切ってしまう無謀・無知な業者と、素直に信じてしまった善意のお客様との間に発生しているようです。私たちは「NPO法人 シックハウスを考える会」に参加し、学習・研鑽しておりますが、学べば学ぶほど、シックハウス関連問題の根の深さ、そして私たちの無力さを知り、唖然としてしまいます。

お客様の症状が明確な場合は、それに対応する努力は惜しみません。かといって、「絶対、大丈夫です!」とは申し上げられないのが不幸な現実です。「シックハウスに関しては可能な限り最大限の努力をいたします」というのが最も正確で誠実なお答えだと考えています。

暖房や断熱はどのような方法をとっているのですか?

定まった方法はありません。
お客様のご家族構成、今までの生活環境、建築地の気候、ご希望の仕上げ、全体のご予算など、様々な条件を加味した上で、最適と思われるご提案をしています。「我が社の断熱は○○です」と標榜し、決まった工法しか行わないのは、どんな症状に対しても同じ薬しか処方しない医師と同じ位、おかしな行為だと考えています。

地震に対する考え方は?

北工房では法的に要求されない場合でも、すべての建物に対して構造計算を行っています。
「家」の根源的な目的はシェルターとして安全かどうかにかかっています。無論、デザインも大切ですが、どんなに素敵なデザインの家に住まわれても、災害にあわれては「幸せな家」とは言えません。構造的に不安な要素は排除し、その上で快適性を追及したいと思います。

リフォーム(リノベーション)のみの依頼でも引き受けてもらえますか?

全く問題ありません。マンションリフォームから、既存住宅のリフォームまで対応できます。
特に戸建て住宅のリフォームのために、社員は各種研修などを受講し、研鑽を重ねております。それは、インテリア・サイディング業者の行う表面だけの「衣替え」ではなく、構造の安全性や、障がいをお持ちの方・ご老人に対しての心づかいも含めたご提案をするために行っております。
中古投資用物件の資産価値向上のためのリノベーションをお考えの方には、収支計画も含めたご提案をしております。遠慮なくお申し付けください。また、耐震診断のみのご依頼なども承っております。

バリアフリーへの対応は?

段差を無くしたり、手摺をつけたりすることがバリアフリーであるなら、それは北工房にとってバリアフリーと呼ばず、「当たり前」のことと捉えています。介助などを受ける当事者もバリアフリーの家を必要としていますが、「介助する側の肉体的・精神的負担をいかに軽減するか」を考えることもバリアフリーの家の条件です。見落としがちなことですが、今後重要になる問題だと認識しています。
また、家は数十年の寿命を持っています。多分、成人である私たちより長寿命です。「現在」の状況を重視するばかりに、先々、バランスの悪い家となってはこれも困りものです。バリアフリー、介護などに関しては、家の「ライフサイクル」を見越した計画が重要だと考えています。

相談に行く時に準備するものは?

ハウスメーカーのショールームのように綺麗な事務所ではありませんが、お気軽にお立ち寄りください。
そして御自身の家づくりの夢を、お聞かせください。私たちが、「幸せになるための家づくり」の道先案内を致します。
お手元の資料(何でも結構です)をお持ちくだされば、よりお話が具体的になってきます。今後、必要となる資料などは順次、ご案内いたします。

家相や風水に対応してもらえますか?

私たちは家相や風水を「なりわい」としておりません。ですから、正確なお見立てはできません。お客様からお申し出があれば、簡単なチェックは可能ですが、それを踏まえてどのようなプランに決定されるのかは、お客様の判断にお任せいたします。家相や風水は理屈や論理ではなく、お客様の「心のありよう」と考えますので、少しでも不安な要素は「幸せになるための家づくり」のためには排除すべきとは思います。
しかし風水や家相のみで「家づくり」をすると、実際のお客様の希望と全く違う「かたち」になる場合があります。これも私たちの本意とするところではありませんし、何より一生涯の不満として残る可能性があります。「家相や風水」「現実的なご希望」のバランスをとりながら一緒に「家づくり」をしたいと願っています。

北工房と他の設計事務所との違いは?

お客様が「幸せになるための家づくり」をするにあたって不要と思われる中途半端なプライドやポリシーを、北工房は持ち合わせておりません。
事務所によっては、デザイン性や、主張を過剰にお客様に押し付ける場合もあるようですが、私たちが持っているのは、唯一、お客様が「幸せになるための家づくり」。これだけです。
この部分に関してはプライドをもって堂々と宣言しています。お客様の考えを全て一度受け入れる。その上で、プロとしてアドバイス出来ることをすべて提供する。その上で、すべての判断はお客様にしていただく。これが北工房が他の事務所と異なる点です。

設計事務所とハウスメーカー・工務店・ハウスプロデュース会社の違いが判りません。それぞれのメリット、デメリットを教えてください。
ハウスメーカー

総体として信頼性は高いが、住宅はあくまでも「商品」であり、流行や売れ筋を考えている。したがって、お客様のこだわりや条件の難しい場合は、納得のいく家づくりがしにくい。
また、モデルハウスや広告などの営業経費が膨大なので、会社によっては非常に割高になる。規模が大きい会社では、担当者が「営業」「設計」「工事」「インテリアコーディネーター」「アフター」と次々と変わり、要望やクレームの最終責任者が判りにくい。

工務店・地域のビルダー

会社や担当者によってレベルの差が大きい。偶然に良いところに当たればすばらしい仕事が期待できるが、運の悪い場合は、処置のしようがなくなる。
また、基本的に規模の小さな会社が多く、お客様の立場ではなく、段取り優先、集金(資金繰り)優先での家づくりなのでトラブルになりやすい。デザイン性も期待しにくい。昔ながらの棟梁が社長のような会社は、「腕は良い」のだが、現在の建築工法に関して、勉強不足の場合がある。

プロデュース会社

お客様、設計事務所(登録建築家)、施工者(登録工務店)のそれぞれから、登録料、仲介料、マッチング費用などと称するマージンを受け取ることで成立する業態なので、どの立場で業務を行っているのかスタンスが不明瞭である。
よって、トラブルが発生した場合、権利・義務関係がはっきりしないので、当然、責任の所在が判然としない。プロデュース会社の絡むトラブルのほとんどは、これが原因であり、基本的な仕組みが変わらない限り、このトラブルは続くと思われる。登録している設計事務所や工務店も営業経費の節約が目的だったり、仕事が粗悪で通常業務では経営が成立しないので登録している場合もあり、注意する必要がある。しかし個性的な家を望むお客様にとっては、リスクも大きいが、望外に、満足できる家が出来る可能性もある。

設計事務所に設計を依頼するメリット

[1]お客様にフィットする設計
洋服に例えると、基本的にオーダーメードの型紙を作る仕事ですから、お客様の体型 や好み流行など、ほとんどの要望に答えることが可能です。

[2]競争原理による工事価格の決定
同じ内容の設計図を数社に見積もらせることにより価格競争が発生します。
その結果出てくる見積り金額は、経験上ですが、上下で10%程度以上発生します。もしも競争無しで工事を行っているとしたら、そして偶然にも高い方の会社だったとしたら、2000万円の家で200万円以上を意味なく支出していることになります。このような無駄を省くことができます。

[3]工事内容のチェック
私たちは常にお客様の立場で、お客様の利益になるよう物事を考えます。工事中でも設計図通り、契約通りの施工が行われているか、チェックを致します。トラブルが発生しても、すべてはお客様の立場で発言します。お客様の立場にたった、「弁護士」のような役目を果たします。

設計事務所に設計を依頼するデメリット

[1]想像力が必要になります
私たちの最も大きなウィークポイントは、「実物大の家をお見せできない」ことにあります。
ハウスメーカーであれば、モデルハウスをお見せできますが、私たちにはそんな資力はありません。出来上がりの形は、私たちの頭の中にしかありません。もちろん、コンピューターグラフィックや模型、図面、参考になる写真などをお見せし、ご理解いただくよう努力いたしますが、お客様にとっても、少々の想像力が必要となります。

[2]家のすべてはお客様が決定します
ハウスメーカーのような標準仕様はありませんし、工務店のように「この材料、在庫がたくさんあるから安くするよ」というようなこともありません。
間取りから使用する材料まで、私たちがご提案するものに関して、すべてご確認、ご承認をいただくことになります。いわゆる「あなたにお任せ」にはなりません。すべてはお客様の判断を優先するからです。
家づくりの過程も含めて、お客様と感動を共有したい。この作業が煩わしい方は、設計事務所に依頼されない方が宜しいかと思います。

[3]手続きが多くなります
設計から工事竣工まで、さまざまな場面でお客様に押印などいただく場面が発生します。これは、お客様の「施主・建て主」としての立場を守るために必要な手続きです。本来であれば、誰に頼んでも同じような手続きが発生するはずなのですが、ハウスメーカーや工務店では省いてしまうことが多いようです。また、欠陥住宅や補償問題などの施工トラブルの多くは、この手続きさえ省かなければ回避できたものがほとんどです。
私たちはお客様の立場と権利を守るために、この手続きを省くことができません。トラブルが発生するリスクを承知で、簡便な方がいいとお考えのお客様は、設計事務所に依頼されない方が賢明です。

設計監理とはなんですか?

設計事務所の仕事は,大きく分けて,設計と監理の二段階があります。設計の仕事の内容は、「図面」を書くだけの作業と思われがちですが、「図面」はあくまで結果であって、そこに至る作業の方が、はるかに時間がかかります。画家が絵を描き上げるまでに、その何倍ものスケッチを作るのと同じです。
残念ながら、その作業の重要性をなかなか理解していただけません。工事監理とは,設計した内容を工事業者に正確に伝え,手抜きや間違いなどがないようにチェックする作業です。チェックした内容を記録するのも大事な仕事です。よく現場で「監督さん」と呼ばれるこしがありますが、監督さんとは、普通、施工業者の現場担当者のことです。彼らは職人さんの手配から、材料の手配まで一手に対応しています。
よく、現場に職人さんが来ていないと不安になったお客様から、私たちに連絡をいただくことがありますが、私たちは毎日の職人さんの手配は行っておりません。それは施工業者の工事担当の仕事になります。

設計にどうしてこんなに時間がかかるの?

ハウスメーカーの場合は、ひとつの建物に関わる時間を節約することで、経費を下げ、利益率を上げようと努力しますから、工事契約後5~7ヶ月程度で入居できる場合が多いようです。
北工房の場合では,基本設計に3~4ヶ月,実施設計に1ヶ月,工事が4~6ヶ月くらいかかります。ハウスメーカーに比較して約2~3ヶ月長いことになります。
基本設計において、お客様の考えや生活スタイルをヒヤリングしながら、何度も訂正を重ね、納得のいくプラン造りを心がけています。10日に1回の打ち合わせでも、6回行うと、2ヶ月経過します。その間、お客様にも充分考えていただき、また、ご家族の中で意見が違う場合、充分に話し合っていただく事が可能です。私たちは単にお金を頂戴して「器」を作る仕事ではありません。「家づくり」を通じて、お客様に幸せになっていただくことが目的です。そのために、少々お時間を頂いております。

 

このページの最上部へ

お役にたてることがございましたら、ご遠慮なく北工房まで
お問い合わせ・資料請求はこちらから

株式会社 北工房
〒060-0001 
札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
TEL:011-622-7111 
FAX:011-622-7125

Copyright © KITAKOBO All Right Reserved.